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ホリエモンさんの検察庁法改正案についての動画のまとめ

ホリエモンさんの動画の主張の整理↓動画

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ホリエモンさんの結論

検察庁は三権オールマイティの巨大な権限を所有していながら、民主主義によって担保されていないことが問題。

民主主義でコントロールされていない今の現状の方が危ない。

寧ろ今の巨大な検察の権力が少し是正されようとしている。良い方向に向かっている。

 

主張の要点をまとめると

 

検察庁は準司法的

検察庁は元々戦前は司法機関の一部門(大審院)であったが、第二次世界大戦三権分立に基づいて行政に組み込まれた。

•元々は司法だったので判事や裁判所との関係が深い。

 

以下Wikipedia検察庁より引用

一般的に、検察庁弁護士と比べて裁判所との結びつきが強いと言われている。顕著な例としては判検交流があり、裁判所との親密な関係を示すものとされている。このような関係は、刑事裁判において検察に有利な訴訟指揮が行われる危険性をはらんでおり、誤判が起こる一因となっているのではないかとの指摘がある

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検察庁は準司法機関の色合いが濃い上に独占起訴権独自捜査権があり、独任官庁であるため、検察官一人一人の権限が強い。

 

独任官庁とは(http://www.fna.jp/index1/kensatsukan.htmより引用)

検察官は、一人一人が独任制の官庁として、
検察権を行使することができます。
つまり、検察官の職にある一人一人の人間が、単独で意思決定を行い、
検察権を行使することができるのです。
 刑事訴訟法では、「検察官は・・・・・」となっていて、
検察庁は・・・・・」となっていませんので、
検察官の独任制を条文から知ることができます。

 

治外法権的なポジションにある上に準立法的な要素もある

•検察官の権限がものすごく強いため、検事総長にだけ法務大臣が指揮権(命令)を発動出来るが、ほぼ有名無実化されていて形骸化されている。

・更には準立法機関の部分もある。(刑罰の強化を促すことで立法を促す)

 

3検察官の人事に監査的な要素がない

•法律上は内閣が指名し天皇が認証するが、実質的には検察の人事は検察の中で決めている。民主主義でコントロールされていないことが危ない。

•マスコミと結託している部分がある。(視聴率の関係で事件が多い方が良い)