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徒然なるままにパソコンに向かいて

Twitterについての覚書

Twitterを半年だけ使用していることがあるけれど、難しいツールだなと思う。

自分が難しいと感じた点を箇条書きに列挙していく

 

1 自己発信したいと感じないタイプには呟くことがない

(これはROM専ことreadonlymember、読むだけに徹すれば解決することであるが)

2 どうしても同じような属性のフォロワー、フォローに固まりやすい。ある程度の戦略性が必要なのだと思う。

3 同じような属性のコミュニティだと情報の視野狭窄が起こりやすい。多角的なものの見方が出来なくなってしまう可能性がある。

4 丁寧な発信を心掛けても否定批判はついてまわる。SNSや文字制限の都合上、すれ違いや誤解は生じてしまうことがある。

5 リアルに比べると感情のブレーキがきかなく恐れがある。

 

この辺りであろうか。逆に、仕事関係であるとか、属性やキャラクターが定まっている人、発信したいカラーが定まっている人、情報収集したいジャンルが絞れている人にとっては良いツールだと思う。逆に上記の状態でないと、ごった煮状態になってしまうように思う。SNSの良さは匿名性だから公共の福祉に反しない限り、好き勝手呟けばよいのだけれど、私は性格上、たとえ匿名の場であっても感情公開をしたくない人間である、という自己覚知は出来た。

ROM専に徹することが一番気楽に利用出来る方法なのだろうけれど、Twitterの良さは双方向性であること、気軽に緩い人間関係が築けることにあると思う。

更にはアポなしでリアルで会うことは難しい方と意見交流が出来たりもする。

 

ネットの距離感に関しては色々な価値観があって、一定の距離を置きたい方、同じ属性のみで固まっていたい方、リアルでオフ会することに抵抗ない方、誰に対してもフレンドリーな方、情報発信はするけれどコミュニケーションは取ることを控えている方…

 

海外留学をすると、白人は白人同士、黒人は黒人同士、アジア人はアジア人同士でグループになることが多いと聞く。日本人は韓国の方とグループになることが多いそうだ(中国人の方は人数がいるので、中国人で1グループになるらしい)属性が違うと他者交流は難しくなるのだろう。SNSでも有名人や 社会活動をしている人でない限り、やはり同じ属性同士で固まる傾向があるようだ。

それでもリアルよりは、属性の縛りによるハードルは低いのだと思う。

上手に利用していきたいものである。