雨と猫と珈琲と読書と

徒然なるままにパソコンに向かいて

2020-01-01から1年間の記事一覧

大事なのは最終的なゴールがぶれないことかなと思う

結論からいうと障害受容しようがしまいが、障害と思おうが個性と思おうが、治すと思おうが治らないと思おうが他人に押し付けない限り、どちらのスタンスでも良いと思う。最終的なゴールがぶれなければ。 受容のプロセスは一般的に5つあるとしている。 ①怒り…

支援者も環境因子の一部であるということ

福祉の勉強をして、実際にいくつか関わらせていただいて違和感を感じたことを記録しておこうと思う。 最近の障害に対する考え方、障害モデルは個人因子だけでみるのではなく環境因子と個人因子の両方でみる、ことがスタンダートである。 一昔前は、個人を訓…

GLAY、TAKUROインタビューより

GLAYは大好きなバンドで、沢山の曲も聞いてきたしライブにも参加させてもらった。 特に好きな曲はBELOVEDで歌詞の 「やがて来る それぞれの交差点を迷いの中 立ち止まるけど それでも 人はまた歩き出す」この歌詞にどれだけ勇気づけられてきたのだろう。 (…

自分を責めない相手も責めない、相性の大切さ

私が美容師さんに引っ込み思案なんですよね、という風に声をかけたときのこと。 「何かお辛いことでもあったのですか?」 という風に聞いていただいた。辛いことがあったというよりは、私にとっては「それなので黙るときがあっても不機嫌とかいうわけでない…

美容院にて 継続するからこそみえてくるもの

美容院に髪を切りにいった。 美容師さんは20年以上のキャリアを持つベテランの方だったのだけど、会話のやり取りがいくつか印象深かったので記録しておく。 技術というのはやりたいと思った時にチャレンジしないと身に着け辛いだそう。 20代には20代のセ…

専門家ごとのファーストプライオリティ

福祉の専門学校で言われたことで印象的だったことがいくつかあるので記録に残しておこうと思う。 「誰かをサポートするというのは一人の力で成し遂げられるものではありません。沢山の職種、沢山の人、沢山の専門家そういった力が必要です。皆サポートしたい…

似非正義教という宗教がまかり通っているように思う

最初に言明させていただくと、自分は宗教というものに敬意を抱いている。最後の最後まで弱ってしまった人を救うのは最終的には医療や福祉や法律ではなく、宗教であるように思う。 さて似非正義教である。 コロナは良くも悪くも私たちの日常を変えてしまった…

議論は鋭い意見しか認めないとしたら、何かが違うと思う

表題の通りである。何故か議論は鋭い意見が言える頭の良い人しかしてはいけない、と思い込んでいる方を見かける。 議論に必要なのは頭の良さよりも、相手の意見を尊重しようという姿勢であると思うし、確かに意見そのものには視点の高低差はあるのだけれど、…

他人の痛みがわかることは本当に良いことなのだろうか

吉野弘さんという詩人の夕焼けという詩がある いつものことだが 電車は満員だった そして いつものことだが 若者と娘が腰をおろし としよりが立っていた。 うつむいていた娘が立って としよりに席をゆずった。 そそくさととしよりが坐った 礼もいわずにとし…

法律はとても素敵な学問である 伊藤真の憲法入門を読んで

伊藤真 憲法入門より 法律を学習すると、社会のさまざまな問題、特に答えがわからない未知の問題に対する自分なりの答え創り上げることができるようになります。 法律の勉強は既存の答えを探すのではなく、自分で答えを創り出せるようになることを目標にする…

鴻上尚史さんほがらか人生相談を読んで 多様性について

図書館で予約いっぱいだった、鴻上尚史さんのほがらか人生相談を借りることが出来たので、読んだ感想を。 スマホは奇跡を実現しました。膨大な情報量によって、人は自分の読みたい文章・記事だけを読んで一生を終えることが出来るようになりました。P181 …

コミュニケーションを取れる辛さ

ぱっと見で分からないけれど心理的困難を抱えている方がいる。 大枠でいうところのコミュニケーションによる困難さなのだが、人に合わせて雑談したり仕事の指示は通るので、他者が気付き辛く、対人援助職の人もアセスメント力がある人でないと、中々看過出来…

言葉の選択について思うこと

2018年に生活保護法が改正されたのだが、当事者の方ご家族を除いて、福祉・医療系、法律系の人以外には馴染みがないだろうと思う。 今回のテーマは生活保護法でなく、言葉の選択について、である。 生活保護法の改正について人権の面から、日本弁護士連…

元東京地検特捜部副部長など、検察の内側にいた若狭勝氏のアエラ記事のまとめ

まずは全文 www.msn.com 若狭氏と堀江貴文氏の共通の主張 内閣が人事権を持つこと自体は検察は行政の一部なので問題はない。 そもそも独占起訴権、独自捜査権のある巨大な権力である検察の人事を検察内だけで完結することは危険 若狭氏の提案 問題は、今回の…

情報にすぐ手が届くことは怖いことかもしれない

www.4gamer.net 岩田氏: 検索ワードを入れてすぐに答えが返って来たら,何も考える必要がないじゃないですか。だけど,あの頃のプログラムは暗号状態ですから,断片的にちょっとずつ散らばっている情報を寄せ集めて,「これとこれをつなぎ合わせたら,こう…

僕がオススメの本を聞かれると困るワケ

時々困る質問が「オススメの本は何ですか?」というもの。 基本的に相手にオススメを聞くときには、相手の経験や知識をライブラリ替わりに使って、自分に必要とされる情報にアクセスしたい、ということが本質だと思うのだけど、これは図書館の端末と同じで、…

読書 「ふたご」

音楽バンドSEKAINOOWARIの藤崎彩織さんのデビュー作にして、直木賞候補作である。 ストーリーは藤崎さんがボーカルのFUKASEさんとの学生時代のやり取りとバンド結成までを描いた作品である。 印象に残ったセリフを引用していきたいと思う。 「いいじゃん。俺…

ディズニーチュロス

公式のディズニーチュロスを作ってみました。 ディズニー=アメリカ=レシピが英語。 水1カップとなっていますが、カップは日本では200ccでもアメリカだと240cc 次はバターの軽量スプーンですが大きさはほぼ日本と同じ、 なので大さじ8杯のレシピは、8×1…

ホリエモンさんの検察庁法改正案についての動画のまとめ

ホリエモンさんの動画の主張の整理↓動画 www.youtube.com ホリエモンさんの結論 検察庁は三権オールマイティの巨大な権限を所有していながら、民主主義によって担保されていないことが問題。 民主主義でコントロールされていない今の現状の方が危ない。 寧ろ…

自分用メモ(ケアレスミスノートの作成)

医師が実践している方法(航空業界もしているそうで、業界を超えて意見交換をしているそう) ・ミスった瞬間、ミスりそうな習慣を書いて「ヒヤリハットノート」を作成する。 ・ミスの仕方を分析し統計化→客観化する(頭の中だけでしない) ・ミスはゼロにはで…

自分用メモ(ケアマネジャーさん)

リアルで教えてもらったことを箇条書き 書類はどんなものでも必ず日付をいれる。何回も使用した場合は日付を消さずに、その都度日付を記入して併記しておく 何か気になる点があれば裏や余白に鉛筆でメモしておく 最初、鉛筆で書く。そのあとボールペンでなぞ…

自分用メモ(ケアレスミスの対処法参考 薬剤師さん)

薬剤師さんの確認の仕方☆ 一文字一文字チェックしますが、特に、薬の語尾3文字くらいを重点的に見てます。薬の効果は、最後の3文字くらいでだいたい判別ができるからです。薬の効果が違うものをお渡しするのがマズイですし。 ●2ケタ以上の掛け算は、計算機を…

芸能人でない個人の発信がブランド力になる時代で

昔、インターネットがない時代は情報収集の方法が縛られていて、テレビやや書籍や新聞といった方法がポピュラーだったように思う 特に情報の確実性を重視するのなら書籍が一強だった時もあったように思う。今でも何か調べようとするときは書籍が信憑性がある…

上手に断れる人は他人に気配り出来る品性のある人だと思う

あるインタビューさんが書いていたことなのだけれど、彼は人から誘われたときは必ずどんなものでも最初必ずyesというそうだ。 勿論仕事だったり予定だったりが存在するわけで、必ずしもリクエストに応えられるはずがない。 その時は、ここがポイントなのだろ…

Twitterで学んだことの備忘録3

これは現実で行われて成功した一例として記事になった内容だったと思う。 アパートに何人かの高齢者の方がいた。皆さん足が悪く出歩くことが難しく、家族がおらずヘルパーさんにお願いしながら食事を取られることが多かったそうである。 福祉施設のデイケア…

Twitterで学んだことの備忘録2

これは精神科医の先生のtweetであったように記憶している。うろ覚えなので細部が間違っていると思うのだが、大体このような内容だった。 1つ目は、暴力暴言がひどい患者さんがいたそうである。常にイライラして食事もひっくり返したりだとか、職員への暴力…

Twitterで学んだことの備忘録1

医療関係でいくつか。 海外で4つある手術室が常に満杯だったそうだ。しかも2二次救急病院的な位置づけのようで、24時間急患が運ばれる。4つある手術室の優先順位のやり繰りしながら対応していた。当然、優先順位のやり繰りで揉め事が起こることがあり、…

お金にまつわる残酷さ

遠い子供の頃の記憶。 遠くに住んでいる伯母の家に母親に連れられて遊びに行った時のことだ。 伯母と母親が姉妹だったのだけれど、妹である母親は伯母より15歳も離れていたので、伯母の一人娘である私から見た従妹と私もかなり年が離れていた。 従妹は一人娘…

Twitterについての覚書

Twitterを半年だけ使用していることがあるけれど、難しいツールだなと思う。 自分が難しいと感じた点を箇条書きに列挙していく 1 自己発信したいと感じないタイプには呟くことがない (これはROM専ことreadonlymember、読むだけに徹すれば解決することであ…

成功体験よりも受容経験の方がより重要であろうということ

何かに挑戦したり、行動を起こすためにはエネルギーが必要であり、エネルギーの元は受容経験であろうということについてつらつらと書き連ねてみる。 私自身は愚痴や不平不満を言うということがほとんどない。 理由は単純明快で共感を求めるタイプではないこ…